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今回は、奈良県の公立高校入試の内申点の計算方法をお伝えします。
公立高校入試の合否は中学校の通知表と当日の学科試験の合計点で合否が決まります。都道府県によって、当日の学力試験の比率が大きい「実力重視」の方式、一方、学校の通知表の比率が大きい「内申点重視」の方式があります。
奈良県の高校入試は、内申点重視とも実力重視ともいえる?
奈良県の高校入試は、配点としては学力試験の方が大きくなりますが、当日の試験では大きな差がつきにくいため内申点重視とも実力重視ともいえます。
内申点は中2・中3の2学期までの成績が反映される
奈良県の合否判定の内訳は内申点135点満点、学力検査250点満点となります。
9科目を5段階で評価するので、各学年でそれぞれの教科の評価を合計すると9×5で「45」になります。
中2と中3の1学期、2学期までの成績が反映され、比率としては、それぞれ1:1:1となります。
内申点の計算例として、Aさんがオール3なら135点満点の81点、オール4なら108点となり、27点の差になります。奈良県の内申点の計算は、中2から成績が含まれること、中3の比率が高くなること、が特徴です。
奈良県の学力検査は点数の差がつきにくい
奈良県の学力検査は50点満点、5教科あるので合計で250点満点となります。奈良県の公立高校入試は奈良県全体で統一問題が使用されます。
奈良県の5教科の平均得点率は兵庫県より約10%得点率が高いため、学力検査は点数の差がつきにくく、本番の試験で失点しないことが合格の鍵を握ります。
まとめると、奈良県の公立高校入試は、中2から内申点が含まれること、苦手教科を作らないことがポイントです。
個別館では、定期テスト対策はもちろん、提出物のフォローなど、内申点を取るためのサポートも併せて行います。
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